各国の政策金利の推移
米国の雇用統計が改善していますが、それによって緩和縮小観測とともに、来年中の利上げの予測が出てきています。
日本や欧州では、政策金利の上昇はまだまだ先の話でしょう。
米国だけ金利が上昇し、日本や欧州との金利が広がれば、為替レートにも大きな影響が出るものと考えられます。
金利差が生じた場合に、為替にどの程度影響するか、過去のデータから考えてみましょう。
ここ30-40年の各国の政策金利の変化をまとめたサイトがあると便利なのですが、なかなかないですね…
ここ5年ほどであれば、例えば以下のサイトにデータがあるのですが。
1988-2006年(ただし途中が抜けてる) ならここに。
過去のエントリで、金利とインフレ率の差と、購買力平価/為替レートの推移はまとめてあります。
95年の段階では、米国の金利は日本より5%も高いですが、日本円が最も買われた時期でもあるので、金利差はすぐに反映されるわけではないようです。
ただし、その後5年ほどで、米ドルは円に対してかなり強くなっています。(95年の段階で円が強すぎたせいもありますが)